セルフ葬儀の流れ~葬儀編~
葬儀は宗教や宗派または地域によって様々です。
また、無宗教の方もいらっしゃると思います。
「普段は無宗教なのに、葬儀だけ決して安くない費用をかけて仏式であげることに違和感を感じる。」という方や、「宗教的死後は存在しない。宗教儀式は不要。」と無宗教思想を強く持っている方々の宗教観・死生観を重視し、通夜や告別式を省いた形で近親者のみの葬儀も最近は増えてきています。
宗派によっては、僧侶を呼ばず近親者のみで儀式を執り行うことを常にしているところもあります。
※墓地に納骨する場合は注意が必要。
宗教儀式を一切省くわけですから、お寺によっては納骨を断ることもあります。菩提寺があるなら確認しておきましょう。
お付き合いのあるお寺様(菩提寺)、また僧侶を呼ばれる場合、お布施等の金額は、事前に取り決めが必要です。
葬儀のお勤め内容は、宗派や地域によって内容が異なりますが、一般的には下記の内容となります。
〈通夜式読経〉 僧侶が祭壇の前に座って読経し、その間に参列者が焼香をしていきます。20〜30分程度。
〈告別式読経〉 僧侶が祭壇の前に座って読経し、その間に参列者が焼香をしていきます。40〜60分程度。
〈式中初七日読経〉 初七日は元々、お亡くなりになった日から7日後に行う儀式でしたが、お葬式後、また数日で
参列者や ご遺族が集まるのは、 時間的にも金銭的にも負担が大きくなるため、 前倒しで告別式後に行う
式中初七日が 一般的になっています。10〜20分程度。
セルフ葬儀の流れ~火葬場へ搬送編~
病院からの返送時と同じく、トヨタハイエースバンクラスの車両が必要です。
必ず用意するものは、火葬許可証(忘れると火葬できません)、骨壺一式、火葬料金等です。
火葬場につきましたら事務所に行ってその指示に従ってください。火葬が始まり拾骨までの間、休憩所で待機してください。
拾骨の時間になりましたら職員の方が呼びに参ります。その後、近親者で拾骨しお骨をいただいて終了となります。
火葬証印をもらったら、埋葬許可書が発行されます。
次回はセルフ葬儀での金額です。
何にいくら掛かって、申請するといくら返ってくるかです。